秋田県の玉川温泉
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岩盤浴は、天然の温泉地では、「玄武岩(三朝温泉)」「花崗岩(増富温泉)」「石灰岩(二股温泉)」などが使用され、サロンでは、神黒石(北海道)、貴陽石(群馬県)、医王石(石川県)などが使用されています。
岩盤浴に入浴すると日頃汗をかきなれていない人でも多量の汗をかくようになります。ではなぜ汗をかくと健康に良いと言われているのでしょうか。汗の働きには大きく2つあります。ひとつは体温調節機能でもうひとつは老廃物排出機能です。人間の身体は外気の温度変化に対応する時、汗をかくことで調整します。もし汗をかく機能が衰えているならば外敵環境に弱くすぐ体調不良になります。また汗には身体に蓄積された不要物質(化学物質)を体外へ排出する機能もあります。岩盤浴で汗をかいて体外に不要物が排出されることで常に体内の機能が浄化され健康が維持されるというわけです。
岩盤浴で有名なのは、秋田県の玉川温泉や北海道の上の国町産出の「ブラックシリカ」などです。岩盤浴は、蒸気を使わないサウナともいわれており、遠赤外線効果で体が芯から温まります。サウナの蒸気がニガテな人には、気軽に試せる温浴かと思います。最近では、自宅でも手軽に岩盤浴ができる道具などもいろいろ販売されています。
岩盤浴の施設内の温度は通常40度前後、湿度は60〜80%に設定されています。一般的なドライサウナは、温度75〜100度、湿度5〜15%で汗を引き出すため、皮膚が乾燥しやすく、肌へのダメージが高いのです。これに対し、岩盤浴はリラックスして発汗できる温度で、室内には水蒸気が放散されているため、肌にも優しいのです。「岩盤浴」という言葉がメディアで盛んに用いられるようになったのは2年ほど前です。とはいえ、秋田県の玉川温泉では、火山の地熱によって温められた岩盤の上にゴザ等を敷いて横になり、体を温める温熱療法が古くから行われてきました。玉川温泉には国の特別天然記念物に指定されている「北投石(ほくとうせき)」の岩盤があり、その石から発せられる微量の放射線が体内細胞の活性化、免疫力の向上効果をもたらすとして、多くの人々が湯治に訪れています。